Windows ではゲームをキャプチャし、Android ではスマホの画面を配信し、フェイスカム(顔出し用のカメラ)を足して、Twitch・YouTube・Kick へ同時に送ります。このガイドでは、各デバイスで SplitCam に何ができるのかを、設定する順に紹介します。Windows 版・Mac 版の SplitCam に有料プランはなく、透かしも入りません。
ほとんどのゲーマーは、次の三つの構成のどれかに当てはまります。まずは今遊んでいるデバイスから始めましょう。ほかの構成にもすぐ移れます。同じ配信は、PC からでも、スマホからでも、その両方からでも送れるからです。



写真:Pexels。LIVE の表示は、イメージを伝えるために加えたものです。
SplitCam にとって、どのゲームを遊ぶかは関係ありません。大事なのは画面に何が映っているかだけです。下の6枚のカードは、ゲームの種類を描いた私たちのオリジナルのイラストで、実在のタイトルではありません。それぞれ、その種類のゲームをどう送ればよいかを書いています。
動きの速い映像に必要なのは、高い解像度よりも安定したフレームレートです。Windows ではゲームをキャプチャし、配信を始める前に配信のフレームレートを決めて、フェイスカムは小さくして隅に置きましょう。
ゲームと小さなフェイスカムを置いたシーンがひとつあれば十分です。休憩用に「離席中」のシーンを足して、ホットキーひとつでそこへ切り替えましょう。
音声ミキサーでマイクに専用の音量を割り当てると、銃声に負けずにコールがはっきり届きます。耳に頼らず、メーターを見て調整しましょう。先に、ゲームのアンチチートと配信のルールも確認してください。
3時間のプレイには、ゲームがフルスクリーンのままでも配信の状態を確認できるミニウィンドウと、バックアップ用の録画があると安心です。Windows では、録画はフラグメント化 MP4 で保存されます。
SplitCam for Android でスマホの画面を配信します。ショート動画向けなら縦向き、Twitch なら横向きにして、フェイスカムを隅に足しましょう。
スマホの画面から最大 60 fps で配信でき、シーンと、ラウンドの合間に入れる自作のスティンガーも使えます。スマホは充電しながら使いましょう。配信するとバッテリーが減ります。
イラストは私たちが描き下ろしたものです。実在のゲームのスクリーンショットではなく、実在のタイトルやキャラクターも描いていません。
このセクションの内容はすべて、Windows 版と、そのリリースノートに基づいています。シーン、音声ミキサー、録画、ホットキーは Mac にもあります。Mac での違いは、最後の注記にまとめました。
「ゲームキャプチャ」ソースを追加して実行中のゲームを選ぶと、SplitCam はゲームそのものから映像を取り込みます。ゲームにフックできない場合は、SplitCam がそのソースをウィンドウキャプチャに切り替えるので、配信の最中に初めて気づくことはありません。ゲームキャプチャのソースはプロジェクトとともに保存されるため、来週もシーンは正しいゲームを指した状態で開きます。
ゲーム用のシーン、ゲームとフェイスカムを合わせたシーン、「まもなく開始」のシーン、休憩用のシーンを作ります。Windows では、シーンが次のシーンへ切り替わるときの見せ方を選べます。選べるのは、クロスフェード、スライド、スワイプ、ワイプ、そして自作の短いアニメーションクリップであるスティンガーです。
最初の6つのシーンは、どのウィンドウからでも Alt+Shift+1 から Alt+Shift+6 で切り替えられるので、Alt+Tab でゲームを抜ける必要はありません。配信と録画の開始・停止、スナップショット、ミュート、一時停止にもホットキーがあります。一覧は設定で確認できます。
音声ミキサーでは、ゲームの音、マイク、音楽をそれぞれ別の音量で扱えます。メーターは、75 dB を超えるとそのソースを黄色、85 dB を超えると赤で示します。音声ソースのモニタリングを使えば、そのソースが送っている音を確認できます。
ゲームがフルスクリーンのまま SplitCam を最小化すると、常に最前面に出る小さなウィンドウに、配信ごとのインジケーターが表示されます。インジケーターをクリックすると、その配信の名前とステータスを確認できます。統計には、グラフ付きの専用フローティングパネルもあります。
Twitch・YouTube・Kick にサインインすると(Kick は 11.0.13 以降)、SplitCam がストリームキーを自動で取得します。配信先は、始める前にすべて追加しておいてください。Windows では、配信中に新しい配信先は追加できません。
SplitCam 自体に、投げ銭アラートの機能はありません。Streamlabs や StreamElements など、同様のサービスのウィジェットの URL を「Webブラウザ」ソースとして追加すれば、アラートがシーンに表示されます。
用意されているのは、公式の Stream Deck プラグイン(Windows)、Discord や Zoom の通話にレイヤーをひとつだけ映せるバーチャルカメラ(Windows、バージョン 10.8.70 以降)、そして OBS プロジェクトのインポートです。インポートに対応しているのは Windows 版だけです。
Mac の SplitCam は、ゲームキャプチャの代わりに画面全体かウィンドウをひとつキャプチャし、Twitch・YouTube・Kick にサインインできます。フローティング統計パネルは Windows 専用で、Mac ではコンパクト表示のウィンドウに統計が載っています。
SplitCam for Android は、いまゲームを遊んでいるそのスマホで使うためのアプリです。ベータ版なので、最新のバージョンと利用条件は Google Play のページで確認してください。64 ビットで Android 8 以降のスマホが必要です。ダウンロードのボタンは製品ページにあります。
アプリを開いて配信先を追加し、配信する画面かスマホゲームを選んで、配信を始めます。下のリストが、現時点でアプリにできることです。

写真:Pexels。LIVE の表示は、配信の見え方を示すために加えたものです。
スマホの画面やスマホゲームを、毎秒最大60フレームで配信できます。ショート動画のプラットフォーム向けの縦向きでも、Twitch や YouTube 向けの横向きでも配信できます。
フェード・スライド・プッシュのトランジション付きのシーンに、自作のスティンガーも加えられます。ラウンドの切り替わりや休憩が、ぶつ切りに見えません。
Twitch・YouTube・Kick・Facebook・任意の RTMP アドレスへ、同時に配信を始められます。
配信先のプラットフォームすべてのチャットがひとつの画面にまとまるので、アプリを切り替えずに全員のコメントを読めます。
自分の顔を小さな映像として加えられ、AR フィルター、美顔フィルター、リアルタイムエフェクトも使えます。カメラを二つ同時に使えるのは、システムが対応しているスマホだけです。対応していないスマホでは、二つ目のレンズを使うと、動いているほうのカメラが止まってしまいます。
配信しながらローカルに録画できます。接続が一瞬途切れても、アプリが自動で再接続します。
このステップは Windows 向けで、初回は20分ほどかかります。Android のスマホなら、上のアプリの一覧に進んでください。配信先を追加して、画面かゲームを選び、配信を始めるだけです。
Windows 版の SplitCam をダウンロードして、「配信設定」ダイアログを開きます。Twitch・YouTube・Kick のどれかにサインインすれば、SplitCam がストリームキーを取得します(Kick は 11.0.13 以降)。キーを手動で貼り付けても構いません。配信先は今のうちにすべて追加してください。Windows では、配信中に新しい配信先は追加できません。
先にゲームを起動してから、SplitCam で「ゲームキャプチャ」ソースを追加し、一覧から実行中のゲームを選びます。ゲームにフックできない場合は、SplitCam がそのソースをウィンドウキャプチャに切り替えます。ソースはプロジェクトとともに保存されるので、来週もシーンは同じゲームを指した状態で開きます。
Webカメラをゲームの上のレイヤーとして追加し、小さくして隅に置きます。SplitCam は AI で自分の後ろの背景を除去でき、グリーンバックは要りません。RTX を搭載していないグラフィックボードでも使えます。マイクは音声ミキサーで追加して、ゲームの音と声は別々の音量にしておきましょう。
フェイスカム付きのゲーム用シーンをひとつ、「まもなく開始」用をひとつ、「離席中」用をひとつ作ります。シーン間のトランジションを選び、ゲームにフォーカスがある状態でも Alt+Shift+1 から Alt+Shift+3 でシーンを切り替えましょう。
「配信開始」はクリックせずに録画を始め、2分ほどプレイしてからファイルを開きます。ゲームの音と声のバランスが取れているか、映像がなめらかか、フェイスカムがゲーム自体の表示を隠していないかを確認しましょう。解像度とフレームレートは先に決めておいてください。Windows では、配信や録画を始めると、この二つは変更できなくなります。
「配信開始」をクリックします。SplitCam を最小化すると、ゲームはフルスクリーンのまま、常に最前面に出る小さなウィンドウに配信ごとのインジケーターが表示されます。インジケーターをクリックすると、その名前とステータスが分かります。終えるときは、先に配信を止めて、そのあとに録画を止めてください。
ここまでの機能は、配信をオフにしたままでも使えます。シーンを作って録画を始め、「配信開始」には触れずにおきましょう。SplitCam は、送るはずだった映像と音を、ひとつの動画ファイルとして保存します。あとで投稿しても、そこから切り抜きを作っても、自分のプレイを見返すだけでも構いません。
セットアップに慣れるにも、いちばん落ち着いてできる方法です。Windows では、ファイルはフラグメント化 MP4 で保存されるので、クラッシュしても、それまでに録画した分は失われません。ファイルへの録画にビットレートの上限もありません。Android アプリは、配信しながらローカルに録画します。

写真:Pexels。REC の表示は、イメージを伝えるために加えたものです。
テスト録画を見れば、視聴者に見えるものが分かります。音のバランス、フレームレート、フェイスカムの位置などです。誰かが見る前に直しておきましょう。
長いプレイでも、ファイルはひとつです。お好みの動画編集ソフトで開いて、ショート動画用に見せ場を切り出せます。
映していたシーンの映像と音が入っています。ゲーム、フェイスカム、マイクは、シーンで見せているとおりの形で入り、ソースごとのファイルにはなりません。
SplitCam Remote は別のスマホアプリで、同じ Wi-Fi につないだパソコンのシーンを切り替えたり、配信や録画を開始・停止したりできます(利用条件はストアのページで確認してください。Mac では iPhone / iPad 版を使います)。
Windows では、録画ボタンを押す前に解像度とフレームレートを決めておいてください。録画中はロックされます。
プラットフォームは録音された音楽を検出しますし、ゲーム会社も、自社のゲームの配信や収益化について独自のルールを定めています。配信を始める前に両方を読み、著作権のある音楽は配信の音に混ぜないでください。これは一般的な情報で、法的助言ではありません。
ゲーム、フェイスカム、三つのプラットフォームへの配信は、ビデオ通話よりも回線に負荷がかかります。アップロード速度を測り、ダウンロードを止めて、回線が遅いときは、ゲームのグラフィック設定をいじる前に、配信の解像度かフレームレートを下げてください。
Windows では、バーチャルカメラにシーン全体ではなく、レイヤーをひとつだけ映せます(設定 →「追加設定」→「仮想ビデオデバイスの入力」)。そのため、Discord や Zoom で通話している相手には、オーバーレイではなくあなたのフェイスカムが見えます。
PlayStation や Xbox の映像を取り込むには、キャプチャーボードが必要です。Windows 版のリリースノートには AverMedia などの外部ビデオデバイスが挙げられていますが、公式に認定された機種はありません。配信の前に、お使いの機種でテストしてください。
Windows 版の SplitCam をダウンロードし、「ゲームキャプチャ」ソースを追加してゲームを選び、Webカメラとマイクを加えて、「配信開始」をクリックします。Windows 版・macOS 版の SplitCam は無料で、透かしも有料プランもありません。
はい。SplitCam for Android(ベータ版、Google Play で入手できます)は、スマホの画面やスマホゲームを、最大 60 fps で Twitch・YouTube・Kick・Facebook・任意の RTMP アドレスへ、縦向きでも横向きでも配信できます。
Twitch・YouTube・Kick と、RTMP アドレスを受け付けるそのほかのサービスです。ひとつの配信を複数のプラットフォームへ同時に送れます。配信先にはそれぞれコピーが送られるので、アップロード速度がすべてをまかなえるか確認してください。
いいえ。SplitCam には、ゲームキャプチャ、シーン、音声ミキサー、録画が最初から備わっています。すでに OBS のプロジェクトがあるなら、Windows 版の SplitCam でインポートできます。Mac 版は、OBS プロジェクトのインポートにまだ対応していません。
キャプチャーボードがあれば可能です。ボードはビデオソースとして表示されます。Windows 版のリリースノートには AverMedia などの外部ビデオデバイスが挙げられていますが、公式に認定された機種はないので、配信を始める前にお使いの機種でテストしてください。
SplitCam 自体にアラート機能はありません。Streamlabs や StreamElements など、同様のサービスのウィジェットの URL を「Webブラウザ」ソースとして追加すれば、アラートがシーンに表示されます。
はい。録画を始めて、「配信開始」はクリックしません。SplitCam は、送るはずだった映像と音を、ひとつの動画ファイルとしてパソコンに保存します。Android では、アプリが配信しながらローカルに録画します。
はい、配信には使えます。Mac の SplitCam は、ゲームキャプチャの代わりに画面かウィンドウをキャプチャし、Twitch・YouTube・Kick にサインインできます。このページで説明しているゲームキャプチャは、Windows 版の機能です。
はい。スマホを「スマホカメラ」ソースとして追加します。Windows では、表示されるコードをスマホで読み取るだけで、スマホには何もインストールしません。その映像を、ゲームの隅にフェイスカムとしてシーンに置きましょう。
いつでもできるとは限りません。ゲーム会社は、ゲームの配信や、ゲームで収益を得ることについて独自のルールを定めていて、配信を禁じているゲームもあります。配信を始める前に、ゲーム会社のルールとプラットフォームのルールを確認してください。これは一般的な情報で、法的助言ではありません。
Android ならできます。アプリは縦向きでも横向きでも配信できます。配信を始める前に、配信先の縦向き配信に関するルールを確認してください。
Windows・macOS 向けの SplitCam は無料で、透かしも有料プランもありません。ゲームを追加し、テスト録画をして、20分ほどで配信を始められます。
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